6. 妹夫婦と姪と。
子供はいいねぇ。
従弟の結婚式(白馬)に出席するついでに、東京在住の妹夫婦宅を訪問した。当日、羽田から都心まで渋滞のため、リムジンバスで2時間ほどかかった。都心部で10件ほどの交通事故があって、それが渋滞の原因だったことを、後からニュースで知った。実は、妹がその交通事故の一つに巻き込まれていた。タクシー乗車中に追突されたそうで、ケガらしいケガはしていないけれども、第二子を身ごもっているため、大事をとって即入院。見舞いにいったところ、個室だし、病院食とは思えない豪華な食事は出てるし、本人は野良無線LANを拾って遊んで(多分仕事)いるしで、微妙にうらやましかった。1週間ほど入院するということだった。
というわけで、翌日の目出度い出来事にちょっとケチがついてしまった。こういうときは大人だけだと、あまり面白くもない会話になってしまうのだけど、姪がいい塩梅で傍若無人ぶりを発揮してくれたため、横になって点滴をうたれている妹がいるにもかかわらず明るい雰囲気だった。
そんなこんなで、数時間、相方と交代しながら姪と遊んだりしていたのだけど、そのときは仕事のこととかそういうこと一切考えていない。短時間だったけれども、何日分かの休暇に匹敵するぐらいリフレッシュできたような気がする。もちろん、たまにしか会わない人間の身勝手な言い分だということはわかっているけれど。まぁ、少なくとも、たまに会う分には、子供と遊ぶのは、ある一定の効果があるはず。
そこで、またふと以前どこかで言ったようなことを思う。お年寄りの方(に限らず大人)は、ボランティアでもなんでも良いから、外に出てどんどん子供の世話をするべきだなぁ、と。子供に対する犯罪を警戒するような時代では、個人がそういったことをするのは、なかなか難しいとは思うけれど、自治体レベルで活動を支援するような仕組みがあれば良いな、と思う。もちろん老人ホーム等の団体が幼稚園を訪れたり、あるいは幼稚園児がホームを訪れたり、ということは今までもあるけれども、そういったことが日常的に行われるようになると良いな、と思う。
話がとんでしまったけれども、リフレッシュさせてくれた姪に感謝しつつ、妹夫婦の第二子の無事な誕生をいのりつつ、あと何回くらいリフレッシュさせてもらえるかななどと打算的な考えをしてしまう大人の独り言は、今回はここまで。